美文字への憧れから衝動買いしたものの忙しさに負けて長らく眠らせていた練習帳。新年の断捨離中に２冊発掘して衝動が再燃。母を誘ってみたら喜んでくれて、一緒に始めることに。
母は「えんぴつで風姿花伝」
私は「えんぴつで菜根譚」
有名な古典の名文の薄書きの美文字をなぞり、空いたスペースいっぱいに練習していると、静かに集中できて頭がスッキリ。たっぷり練習しても１日１５〜３０分、無理のない文字数で、中国古典から学びもあってとても豊かな時間。
字を丁寧に書く習慣ができて嬉しい。そして母が私より夢中になって楽しんでくれていてとても嬉しい。
時間的余裕のある日限定の私と違って毎朝の習慣にしている母は風姿花伝を早々に終えて、２冊目「えんぴつで徒然草」も後半にさしかかり、次はどれにしようかしらと楽しそう。
母と一緒の穏やかな時間、大切な時間。
